21点3ゲーム、ラリーポイント制について
5月6日、IBF総会により正式に採用されました。世界では8月1日より、日本では10月1日より正式に実施される事が決まりました。

【試合形式概要】変更された部分を記載しています。

 @21点を先取したサイドが、そのゲームでの勝者となる。(20オール、29オールを除く)

 Aラリーに勝ったサイドが、1点ずつ得点することとする。

 Bスコアが20点オールになった場合には、2点連続して得点(2点リード)したサイドがそのゲームでの勝者となる。

 Cスコアが29点オールになった場合には、30点目を得点したサイドがそのゲームでの勝者となる。

 Dエンドの交代は、
(1) 第1ゲームを終了したとき。
(2) 第2ゲームを終了したとき(第3ゲームを行う場合)。
(3) 第3ゲームで、どちらかのサイドが最初に11点に達したとき。

 Eシングルスのスコアリングとサービング
(1) サーバーがラリーに勝ったとき、そのサーバーは1点を得ることとする。そして、サーバーがもう一方のサービスコートから再びサーブする。
(2) レシーバーがラリーに勝ったとき、レシーバーの方が1点を得ることとする。そして、レシーバーが新サーバーとなることとする。

 Fダブルスの場合のサービス権は、それぞれのサイドで1本ずつ。(サービス権がなくなるまで続行)

 Gインターバルに関して(コートから離れることも出来る)
(1) ゲームの途中どちらかのスコアが最初に11点になった時、60秒を超えないインターバルを認める。
(2) 1ゲームと2ゲームの間と2ゲームと3ゲームの間、120秒を超えないインターバルを認める。

 Hコーチング・アドバイス、OK
   マッチ(試合)中、シャトルがインプレーでないときのみ、プレーヤーは指定された着席しているコーチや監督からアドバイスを受けることができる。コートを離れるときは、主審の許可が必要。

 I不品行な振る舞いに関して、一度警告を受けた後、再び違反した場合は、フォルトにする。そして、もし2回目のフォルトを宣告する必要が生じた場合、主審は、その違反したサイドをフォルトにし、すぐにレフェリーに報告する。

 Jオーバールールの適用について
線審が明らかに間違ったコールをしない限り、その審判員の責任とするすべての事実に関して最終のものである。主審は、線審が明らかに間違ったコールをした場合は、線審の判定を覆すことが出来る。
…「コレクション イン」、「コレクション アウト」

 Kマッチ(試合)中、シャトルがインプレー中、コートの外からどんな種類のアドバイスもしてはならない。コーチは、指定の椅子に着席する(コートのそばで立っていることは不可)。もし、主審の考えで、コーチにより、プレーが混乱させられたり、相対するプレーヤーの注意がひかれたりした場合は、「レット」となり、すぐにレフェリーが呼ばれ、第1回目の警告がコーチに宣告される。もし、2回目にそのような事態になったときには、レフェリーは、そのコーチをその場から退場させるかどうかの適切な判断をする。

 Lサービスに関して
   「サーバーの持つラケットのシャフトは、シャトルを打つ瞬間に下向きでなければならない」との規定のみとなり、「ラケットのヘッド全体がラケットを持っているサーバーの手全体よりも下にあることが、はっきりと認められなければならない」との規定は削除された。

 Mサービスコートの間違い
   サービスやレシーブの順番を間違えたときや、間違ったサービスコートからサーブしたりレシーブしたとき、ラリーが終わって得点を加えた後に、正しい位置に戻し試合を続行する。

 Nマッチ(試合)中
(1) サービスジャッジが任命されていても、主審が必要なら、サービスフォルトをとっていい。
(2) サービスオーバーのとき、必要なら主審は、手で新しいサーバーと正しいサービスコートを指す。
(3) サービスジャッジが任命されているとき、サービスジャッジは、インターバル中に、コートにモップ掛けが必要か確かめる。また、1ゲームと2ゲームの間、2ゲームと3ゲームの間には、インターバルボードをネット下中央に置く。
(4) 近隣のコートからシャトルが飛んできたとき、邪魔になったり、気をひかないようなら「レット」は、コールしない。
(5)プレイヤーがコートを離れるとき
 ・インターバル中を除いてプレイヤーがコートを離れないようにする。
 ・申し出るサイドはどちらもコートを離れるときは主審の許可が必要。しかし、ラリーが続いている間にコートサイドのラケットを交換することはかまわない。
 ・ゲーム中もしプレーが中断しない範囲であれば、プレイヤーは、主審の判断で、すばやいタオルの使用や給水が許可されることがある。
 ・もし、コートにモップ掛けが必要なとき、プレイヤーは、モップ掛けが終了する前にコートに入らなければならない。
(6) シャトル交換;主審がシャトルの状態が悪いときのみ交換を許可する。


 日本バドミントン協会、競技審判部報告を参考にしました。9月に新しい競技規則が出来る予定です。
新しい競技規則にて、9月2日・3日に審判講習会、検定会を開催する予定しております、各連盟・市協会でも講習会など行われることでしょう。
なお、日本バドミントン協会の新ルール伝達講習会は、9月10日の予定です。それまでにも、少しずつルール変更される場合もありえます。

愛媛県バドミントン協会としては、日本では10月1日より実施のため、それに伴う、ラリーポイント制の第1種大会予選においては、出来る範囲でラリーポイント制にて予選を実施致します。
・四国総合選手権大会県予選 シングルスのみ (7月16日)
・全日本ジュニア大会県予選 ダブルス・シングルスとも (8月26日)
10月からは、県協会主催大会は、すべてラリーポイント制で行います。
愛媛県バドミントン協会

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