[[[ HPへ全中HPへヘッドへ次へ ]]]

全中バド大会見たまま

浜中彰(競技副委員長)

■8月21日(木)大会前夜・開会式

開会式の朝が来た。私たち役員にとって長い一日の始まりである。本日の主な予定は:
1、競技部長会 10時〜12時 リーガロイヤルホテル
2、審判会議 1時〜2時 市民文化センター3階視聴覚室
3、監督会議 2時〜3時 市民文化センター4階大会議室
4、開会式 4時〜6時 市民文化センター 大ホール
5、レセプション 7時〜9時 リーガロイヤルホテル

まず7時半に大会会場の市民体育館に行って、会場準備の最終チェックを行う。意外にも、コートマットの修正が何個所か見つかった。審判関係の者と一緒に修正する。次に、本部の役員配置と備品のチェックを行う。
競技部会が始まる10時がきた。私は出席しないので市民体育館にて会場準備の最終チェックを続ける。

11時、開会式会場となる市民文化センターへ移動する。この会場のロビーでは各メーカーが記念Tシャツ等の展示販売を行うのである。ヨネックスがまず山ほどの荷物を持って到着。
売店を管理する新居浜市観光協会の真鍋さんに連絡を取り、早めに駆けつけてもらう。場所の設定をしてもらい、注意事項を各メーカーに伝えてもらう。
開会式会場前で展示するメーカーは、ヨネックス、カールトン(メトロレジャー)、ゴーセン、ミズノの4社。遅れて突然地元のスポーツ用品店のグループが記念品販売を始める。会場を管理する新居浜市観光協会との間に、少々のやり取りがある。

12時過ぎ、私は家に帰り1時からの審判会議出席のため服を着替える。

午後1時、予定通り審判会議が開かれる。今大会の審判が全員集合し、平木審判長から今大会の審判の留意点の説明があり、引き続き千葉副審判長から大会運営のアウトラインと審判員の役割の説明がある。最後に、浜中勉氏(日本バドミントン協会理事)と滝山氏(市バドミントン協会副会長)から審判の心得のアドバイスがあり1時40分に終了する。

2時、監督会議が行われる。私はロビーにて、メーカーの店舗の様子を見ながら、集まってくる選手・コーチ、大会役員などと雑談する。昔の知人が、コーチや監督となって来ているので、次々と話しが続きアッという間に、監督会議は終了していた。
平木審判長がロビーにやってきたので、会議内容を聞いたが、今回の監督会議では、特に恒例の「質問攻め」ということもなく、スムースに会議は終了したようだった。
監督会議でヨネックスのスロー球とツースロー球の使用に関しての説明もしたが、ツースローを使ったことのないチームが、ラケットショップハマナカとロビー出店中のヨネックスへツースロー球を求めて、問い合わせが何件かある。

4時、開会式が開催される。
入場行進は、舞台の上を横断し、観客席の所定の椅子に着席する形で行われた。女子中学生プラカード嬢に先導され選手が舞台上を通過するのであるが、観客が参加選手を一人一人見れる点ではよかったと思う。
開会式の後は、アトラクションに移った。出し物は、コンピューターグラフィックをあしらったスライドをスクリーンに映し、それを中学生代表中山泰介君(新居浜北中学)が新居浜市の紹介をしていくというもので、満点の出来であった。
次の出し物は、新居浜勇太鼓である。ストーリー性があり迫力満点の勇太鼓は、新居浜の出し物としては最適ではなかったろうか。お金をかけず、効果満点の出し物の連続でアトラクションとしては成功だったと思う。

7時〜9時、レセプションがリーガロイヤルホテルで開催された。


■8月22日(金)競技1日目の始まり

7時半 会場の市民体育館に到着。次々と役員が新しいおそろいのポロシャツで張り切って登場してくる。選手は言うまでもなくやる気満々で会場にやってくる。
業務必携に書かれている通りの機能が働き、スムースな大会運営ができるかどうか不安はあるが、とにかく用具、人員配備の確認をし大会開始予定の9時が来た。

○蒸し風呂の中での戦い○
市民体育館の観客席は、父兄と一般観客で超満員である。心配なのはこれだけたくさんの人が狭い冷房の効かない体育館に集まり、気温がどのくらい上昇するかである。先だって行われた四国総体の時は、今回より観客が少なかったが、気温は31度〜34度の間であり、とても熱かった記憶がある。
朝9時の時点で31.1度、四国大会と同様である。小野理中体連専門部長(競技委員長)とスロー、ツースローのどちらを使うか相談したが、この気温とこれからの上昇を予測して最初からツースローを使うことにした。


■8月22日(金)団体戦

システム
ゲームはスタートした。すべての機能が動き始めた。さっそくスペアーコート第9コートに入れてみて、スタッフの反応具合を見た。予定が変わると、私が何回か直接、主審、線審、得点板の手配係に大声で指示をしてみたが、主審手配係の島村(市バド協会理事)から、システムについて説明を受け、自分の間違いに気づいた。1時間後には完全に軌道に乗った。
コート変更等の指示は次のように伝えられる。

小野競技委員長
指示↓↑提案
浜中(市バド協会)・坂本(四国ブロック長)「競技副委員長」

梅崎(市中体連)「招集係」
↓指示・・・・・・・・・・・・↓指示・・・・・・・・・・・↓指示・・・・・・・・・・↓指示
野村(市バ)「進行係」・島村(市バ)「主審係」・三木(高体連)「線審係」・萬願寺(中体連)「得点板係」

さらに招集係の梅崎先生は、トランシーバーで1階選手招集所へ指示を与えるというものだ。梅崎先生が最も重要なキーパーソンとなるわけだ。この先生はてきぱきとして何でも手配が早い。これには驚かされた。各部門責任者(係)は市バド協会、高体連、中体連などさまざまな人の集まりで、チームワークが心配されたが、梅崎先生の指示は確実に迅速に伝えられていた。

棄権を促す
男子団体1回戦、城山北(広島)−南郊中(三重)戦。第1複が終わり単になった。それがもつれて長いゲームとなっていた。第2複を空きコートにいれたが第2複の方が単より早く終わり2−0で城山北が勝ちそうになった。小野先生とこの処理について協議した。「2点先取の打ち切り」が今大会のルールであるが、2複先取で止めると、単が記録なしとなり2−0とすると記録上おかしい、という問題が出る。通常の大会では、一応単は最後までやり、単も勝てば2−0で第2複の結果は記録上は書かないとしている。すでに勝負はついているわけだから、勝った城山北が単を棄権をすれば、2−1となり問題はない。この方が、この暑さの中だから2回戦のある城山北には有利なはずだ。
私は、城山北の監督へゲーム中断を促しに行った。「記録は2−0ですか2−1ですか?」と聞かれ、「もし単を棄権としてもらえば、2−1となり記録上何の問題もないのですが・・」と言ったのだが、「2−1はいやだから最後までやります。」と監督は答えた。選手にも監督がゲーム続行意志を聞き、「やりたい。」というのでゲームはそのまま続行となった。本部としたら運営上、棄権してほしかったが、このケースでのはっきりとした規則がほしいものだ。
結局、その単はファイナルゲームでリードしていた城山北の選手は、逆転負けを喫し、記録は2−1となった。チームの勝ちが決まっていたので気合が抜けたのであろうか。

ムッっとする。
私がタバコ休憩でロビーに居ると、顔を見たことのあるどこかのおじさんが話し掛けてきた。新居浜はバドミントンファンが多く、新居浜であるバドミントンイベントは、自分がプレーをしてなくても観にくる人が相当数居る。確かに見たことのあるおじさんで、私に親しそうに話し掛けてきた。
既に地元代表の男子川東も女子中萩も1回戦は突破したものの2回戦で敗退していた。「何やこりゃ。地元がもっと勝たないと大会盛り上がらないじゃないか。どんな大会でも、地元はある程度勝つようになっとるのに。何しとんかな。」と。外野は勝手なことをよく言うのは世の常で、当事者の苦労を知らない。両チームの顧問の先生の苦労、この大会にかける役員たちの献身的な努力を想い、私は、このおじさんの言葉にムッとし答えなかった。よくあるパターンだが・・・。

エアコンのある場所、ない場所。
会場の市民体育館のメインアリーナはエアコンがない。会議室などはエアコンの効く部屋があり、今大会では、来賓控え室、放送室、主審控え室、線審控え室、実行委員会事務局、報道係室にはエアコンが効く。3日間の長丁場のため、主審線審には着替えとしてもう1枚の役員ポロシャツを渡している。確かに、主審線審は1回コートに出れば1時間以上暑い中に居るわけでたいへんだろう。
本部はメインアリーナ内にあり蒸し風呂の中である。本部役員は着替えもなく1日中サウナ状態。一番動き回る梅崎先生(招集係)などは選手と変わらない状態で飛び回っている。頭が下がりますよ。
主審・線審をしている主婦たちの話題を独占しているは、ポーカーフェイスで美男子の小野先生(大会会長、競技委員長)。朝からずっと、本部中央を動くことなく、正装で、大会の動きを見、風流に涼しい顔をして、時折うちわで扇いでいる。「あれはたいへんよね。でも、さすがに昼過ぎてからは、ハンカチで顔を拭いていらっしゃる。さぞたいへんでしょうね。」と、主婦の観察は鋭い。隣に座っている私は、よくタバコ休憩で外に出るし、汗を拭くのはでっかいタオルで品がなかったか。
ところで主審控え室は本部のすぐ後ろ、中に入れば天国である。冷たいオシボリはあるし・・・。

ファイナルゲームが失格となる
男子団体戦で某校と某校の対戦において、第1ダブルスがファイナルゲームまでもつれ込んだ。当然5分間のインターバルをとった訳だが、5分経過した時点で、相手選手はまだアリーナに姿を現してなかった。遅刻である。主審はストップウォッチで時間を計っているし、その学校の外部コーチもストップウォッチでしっかり時間を計っており、遅刻は疑いの余地もなかった。待っていたチームが、相手の失格を主審に申し出た。
主審は判断を審判長に委ねた。「規則上、5分間のインターバルを守れなければ失格ですが、わざわざ遠いところから全国大会に来ているのに、相手を失格にさせ、ファイナルをさせずにゲームを終わらせてよいのですか。」と審判長は抗議した側の監督に聞いた。監督は、心が動き外部コーチと話し合ったが、外部コーチが勝負を選び、相手を失格にさせることにした。審判長は、仕方なく遅刻した選手の失格を言い渡し、ファイナルゲームは行われなかった。
第1ダブルスで失格を言い渡された側の学校は、その後シングルスを取り、第2ダブルスも接戦に持ち込んだが僅差で破れ、敗退した。勝った学校は次の対戦で敗れた。
勝負をとるか、人情をとるか。考えさせられた出来事である。抗議した側の外部コーチが勝負をとったわけであるが、対戦していた両校の選手たちはどんな気持ちだっただろう。
「「インターバルに遅刻したら失格となる」」という前例を作った歴史的な対戦であった。

■8月23日(土)競技2日目 団体戦準決/決勝、個人戦ベスト8まで

熱い大会
昨日のアリーナ内の気温は、約2時間おきに換気をしたものの夕方の6時に最高の36.7度を記録した。四国大会の時、同じこの体育館で非常に暑いと感じたのが34.0度であったのと比べると、尋常な暑さではなかったことになる。ほとんど体温を上回るほどの気温であった。しかし、昨日は昼から曇っていたのであった。本日は見事に快晴である。どうなることやら・・・・。
暑いのが原因なのか、一つ一つのゲームも白熱した接戦が多く、時間がかかる。換気で2時間に10分ずつロスタイムがでるし、大会のタイムテーブルからは徐々に遅れていく。遅れてはいけないと、小野競技委員長をはじめ競技役員は汗だくになってスムースな運営に必死である。昨日もコートが2分と空いたままになることはなかった。それでもタイムテーブルより1時間遅れてしまった。

アイドルは誰か
個人戦が始まり競技2日目ともなると、役員の間に余裕が出てきて選手の品評会が始まる。特に、女子学生、主婦の間では、選手の話題で持ちっきりにある。
得点板係の新居浜北中バドミントン部女子の間では、佐藤君(東京)と諸多君(奈良)に人気が集まっているようだった。川東中バドミントン部女子からは佐藤君、西嶺君(岡山)、川前君(奈良)あたり、主婦の間では、接戦を勝ち抜いていく翔君(佐々木翔(北海道))に同情めいた人気が集中していた。放送室の役員は愛ちゃん(平山愛(宮城))の応援をしていた。私の耳に入ってくる範囲はこんなところであったが、さまざまな人たちがいろいろな選手を応援しているようだった。私も大会期間中よくショップに来てくれて親しくなった阿見中学(茨城)の選手たち、特に、菊田君・染谷君の戦い振りを注目していた。「決勝にいけば主審してやるから」と約束していたのだが、あと一歩のところで団体も複も敗退した。

南星中学監督
マドンナ先生率いる南星中学が圧倒的な強さで優勝を決めた。大会期間中を通して最も目立っていた先生で、「大会の華」といえるだろう。マドンナ先生優勝おめでとう。

こっそりと窓を開けていた
今日の気温は昨日を大きく上回り37.5度を記録した。運営はスムースにいっているのだが、一つ一つの対戦所要時間が長く、また、換気による中断で時間が遅れていき、最終には2時間の遅れがでた。
密閉された状態では気温が下がらないので、小野先生と協議し、残り1時間は暗幕を引いたままで窓を全開にしてみた。放送をするとクレーム等が出そうなので、2人の学生に命じてさせた。ゲームには支障がなかったし、誰も気がつかなかったようだ。しかし、気温は予想したよりも下がらなかった。
また、ここ2日間の換気のタイミングには、たいへん気をつかった。ゲームが勝負所になっているコートがあれば換気を見送り、タイミングを見計らった。本部のできる限りの努力である。中には結果的に換気中断がゲームの流れを左右した対戦もあったかもしれないが、勘弁してもらいたい。

■8月24日(日) 最終日 個人戦上位決定戦・閉会式

愛媛新聞に私の記事が掲載される。
本日の愛媛新聞スポーツ面は四国各地で開催されている全中の結果でにぎわっていた。バドミントンも地元勢がダブルスでベスト8に進出した記事が写真入りで載っていた。その紙面のちょうど真ん中あたりに、なんとパソコンを打つ私がカラー写真で紹介されていた。記事をスキャナしました見たい人はクリックしてください。

愛媛新聞8月24日朝刊 クリック

クライマックス
大会もクライマックスを迎えた。残すはベスト8以上の個人戦だけである。毎朝気になる体育館の温度は朝9時のゲームスタート時にやっと31度になったばっかりである。シャトルは相変わらずツースローを使用し、窓まいったん密閉したが、ゲームに影響のない2階の南西と北西のコーナーの窓2枚を開放した。気温は34度を越えることなく、準決・決勝へと進んでいった。
男子シングルス準決勝が2つとも大接戦となり、予定を1時間近くオーバーしてしまった。女子の決勝は、男子準決勝の佐々木−西峯戦のファイナルセットの間に終わってしまい、残るは男子決勝の佐藤−佐々木戦のみとなった。
ここで、男子決勝の予定されていた3コートから、女子決勝の行われた6コートに変更する指示を出した。理由は、1、テレビカメラが6コートに向けられていること。2、閉会式のテーブルが並ぶのが1〜4コートなので、ネットを全部はずし閉会式の準備ができること。3、観客席から遠く、観客の声援がゲームに影響ぼすことはない。(審判長説得)。
そして、10分間換気を取っている間に、第6コート以外のネット、ポスト、椅子などをすべて撤去し、表彰式の準備を行った。手際よく10分間で完全に表彰式の準備が完了した。これは、待機していた式典係の柿本先生の迅速な指示により実現した。
テレビ放送席からは感謝の電話がかかってきて、解説をしていた香川県中体連の専門部長が引き続き男子決勝の解説もすることになったようだ。

NTN(新居浜テレビネットワーク)の収録について

NTNの収録は、据え付けカメラ2台で第6コートを狙っていた。もう1台第7コートも狙っていた。しかし、地元勢が第6コート、第7コートに入ることはほとんどなく、勿論タイムテーブルを変更して地元勢だけを第6コートに入れるわけにもいかないので、準準決勝までの収録は、肩に担いだテレビカメラで地元勢を追わえることにした。解説は後程、西原隆先生(川東中顧問)か私が音声のみいれることに決めた。
準決勝、準準決勝については第6コートで団体、ダブルス、シングルスとも収録している。解説には、徳島、高知、香川の三県の専門部長に当たってもらった。愛媛の専門部長は四国ブロック長であり、大会の中では私と二人で競技を担当していたので解説陣には加わらなかった。
この放送は9月中旬頃、21チャンネルで放送される。

閉会式
表彰式・閉会式は、男子決勝がファイナルの接戦で遅くなったため1時間遅れて始められた。心配された表彰式はスムースに進みOK。閉会式で、小飼日本バドミントン協会専務理事が役員一同の労をねぎらってくれた。長かった熱い戦いの閉会に涙を落とす生徒もいたようだった。
この大会の準備に頑張ってきた実行委員会のメンバーに安堵の笑顔がこぼれた。よかった。よかった。熱い戦いは閉幕した。ロビーで西原隆先生(川東中顧問)と堅い握手をした。
片付けで名札を集める生徒に、名札を返し、私の役割は終わった。

全中バドミントン大会反省会(打ち上げ)
この大会は新居浜中体連、新居浜市バドミントン協会、新居浜市役所の3者の共同で準備・運営に当たった。3者からの役員たちが多数、反省会会場のコープ会館に集まり、バイキング形式でパーティーが行われた。話は尽きず、9時に閉会の乾杯をした後も、かなりの役員たちは動こうとはせず、話しに花を咲かせた。最後には、中心となった役員たちがあつまり、中体連理事長の高橋宜弘先生を胴上げした。いつも中心となり大役を果たした高橋先生は、男泣きに涙を流した。次は、市役所の岩崎さん(保健体育副課長)、バド協会の滝山一甫(市バド協会副会長)・・・と次々と功労者の胴上げをし、いい年をした役員たちが心を一つにして大イベントの閉幕を体全体で喜んだ。苦労をしたが、大会を成功させた喜び、知らなかった者同士が同志となって達成した喜びであった。

■8月25日(月)

ラケットショップハマナカ新居浜店は定休日で、一日をのんびり過ごさせてもらった。

■8月26日(火)

ラケットショップ開店。川東中バドミントン部女子3年、新居浜北中バドミントン部女子3年が店に遊びに来た。佐藤君(東京)、諸多君(奈良)、西峯君(岡山)、川前君(奈良)などアイドルプレイヤーことをのキャーキャー言いながら話している。写真を撮っていた女学生が写真を見せ合っている。佐藤君の住所を聞き出した女の子、西峯君の住所を聞き出した女の子、など・・・・・
ちょっとついていけない。私もおじさんになりきったものだ。

■9月7日(日)

本当の戦いはこれからだ

全中は無事終了したが、事務局は結果報告書作成をはじめ決算、挨拶回りと当分終了することはない。勿論今大会に出場した学校の顧問教諭も、次の日から来年のチーム作りのために一息つく間もなく厳しい練習が始めっていることだろう。
さて、新居浜のバドミントン界にとっては、全中はは終わったものの、全中以上にたいへんなことが始まったのである。それは、全中開催を契機にできたバドミントン部の将来を支えていくことである。全中の前は、中体連もバドミントン一色で後押ししてくれていたが、これからの後押しには期待できない。現に不安材料として、今年の4月は全中出場権獲得を目指し例年以上に各バドミントン部は気合が入っており、1年生から敬遠されたことである。2年前宮西ジュニアチームの卒業生を中心に旗揚げした新居浜北中バドミントン部は、今年の新入部員はわずか3名であった。新居浜の名門川東中バドミントン部も例年30名以上入るはずの新入部員が男女あわせて数名であったという例からしても明らかである。
バドミントン熱が中学から薄れ始めている今、全中を目指した3年生が引退した今、バドミントン部はこれからが正念場である。ただ、バドミントンは市内で最も盛んな社会スポーツで、すべての中学校にバドミントン部が有っても不思議ではない。しかし、1年生部員の少ないという一時的な現象と、全中終了というバドミントン熱が下がり気味の一時的な現象が、不安材料なのである。これから平常に戻るまでの1、2年間が、「本当の戦い」なのである。特に、2年前バドミントン部の出来た新居浜北中、東中、南中にはケアーをしていきたい。そして、この危機的な2年間が終われば、攻勢に転じて新居浜市のすべての中学校にバドミントン部を作っていきたい。大勢からして、当然のことである。「バドミントンの町新居浜」は社会人には当然のことと思われているが、中学校の先生方は中学校という聖域の中にいてご存知でないようであるから。。。。。


今大会のご意見ご質問については メールで

または実行委員会事務局 電話 0897−34−1899 高橋宜弘、真鍋篤正
あるいは 電話 0897−34−9191、0897−37−6868 浜中彰


[[[ HPへ全中HPへヘッドへ次へ ]]]
[[ ホームページへ大会HP、事務局、実行委員会大会スケジュール、競技役員大会要項練習会場案内市内地図 会場見取り図大会留意点地元勢市総体結果県総体結果四国総体結果全中出場校/選手一覧全中結果私の見た全中新居浜市ガイド ]]
inserted by FC2 system